東京外国為替市場概況・12時 ドル円、弱含み

 1日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。12時時点では148.17円とニューヨーク市場の終値(148.71円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。時間外の米中長期金利が低下したことを背景に売りが優勢に。一時148.13円まで下げ足を速めた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて持ち高調整の動きが出た模様。

 ユーロドルは強含み。12時時点では0.9906ドルとニューヨーク市場の終値(0.9882ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米中長期金利の低下でドル安が進んだほか、足もとで不安定な動きが続く香港ハンセン株が本日は3%超上昇していることも買いにつながり、一時0.9908ドルまで上昇している。

 ユーロ円は上値が重い。12時時点では146.79円とニューヨーク市場の終値(146.97円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した影響を受けて一時146.69円まで下押ししたが、ユーロドルが買われたため下値も限られている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.13円 - 148.82円
ユーロドル:0.9879ドル - 0.9908ドル
ユーロ円:146.69円 - 147.12円


(越後)
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