ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、一転下落

 1日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは一転下落。24時時点では0.9868ドルと22時時点(0.9941ドル)と比べて0.0073ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間からの流れを引き継いで、22時過ぎに0.9953ドルまで本日高値を更新したものの、その後は一転して売りが優勢となった。
 この日発表された10月米ISM製造業景気指数や10月米製造業PMI改定値、9月米JOLT求人件数などの指標が軒並み予想より強い結果となると、米金利の低下幅縮小とともに全般ドルの買い戻しが強まった。米10年債利回りが3.91%台から4.06%台まで急上昇するなか、24時前には0.9860ドルの安値まで反落した。

 ドル円は買い戻し。24時時点では148.10円と22時時点(147.05円)と比べて1円5銭程度のドル高水準だった。全般にドル買いが強まった流れに沿って、本日安値圏の147.00円前後から148.20円台まで急ピッチで下値を切り上げた。

 ユーロ円は24時時点では146.15円と22時時点(146.19円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となるなか、146円台半ばを挟んで上下したが、次第にユーロドルの動きにつれて頭が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.99円 - 148.82円
ユーロドル:0.9860ドル - 0.9953ドル
ユーロ円:146.05円 - 147.12円

(岩間)
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