ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ドル円、3日ぶりに反発

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は148.26円と前営業日NY終値(147.90円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。昨日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見を受けて、米金融引き締めの長期化観測を手掛かりにしたドル買いの流れが続いた。NY勢の参入後に148.45円まで本日高値を更新後、10月米ISM非製造業指数が予想より弱い結果となったことで一時147.61円付近まで弱含む場面があったものの、一巡後は再び148円台前半の水準まで買い戻された。

 ユーロドルは4日続落。終値は0.9749ドルと前営業日NY終値(0.9818ドル)と比べて0.0069ドル程度のユーロ安水準だった。20時前に0.9730ドルまで下落した後、弱い米指標などを受けて0.9800ドル手前まで下値を切り上げる場面もあったが、買い戻しの勢いは長続きしなかった。

 ユーロ円は3日続落。終値は144.56円と前営業日NY終値(145.24円)と比べて68銭程度のユーロ安水準だった。23時過ぎに144.04円まで下落する場面があったが、その後は144.70円台まで反発。NY時間は144円台半ばを挟んだレンジ内でやや動意を欠いた。


本日の参考レンジ
ドル円:147.11円 - 148.45円
ユーロドル:0.9730ドル - 0.9840ドル
ユーロ円:144.04円 - 145.36円

(岩間)
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