ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小高い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。2時時点では146.64円と24時時点(146.43円)と比べて21銭程度のドル高水準。米10年債利回りが4.21%台まで徐々に上げ幅を広げると、ドル円は146.70円付近まで買い戻しが入り小高く推移。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では0.9996ドルと24時時点(0.9988ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇にもかかわらず、ドル買い・ユーロ売りの反応は限られ、パリティ(1ユーロ=1ドル)の手前でもみ合い。パリティには複数のオプションカットが今週は控えていることもあり、動きが鈍いか。

 ユーロ円も底堅い。2時時点では146.59円と24時時点(146.26円)と比べて33銭程度のユーロ高水準。ドル円の動きに連れて146円台半ばを中心に底堅い動き。米長期金利の上昇でナスダック総合は前営業日では反落しているが、ダウ平均やS&P500は堅調推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.09円 - 147.57円
ユーロドル:0.9898ドル - 1.0007ドル
ユーロ円:145.52円 - 146.79円

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。