ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、軟調

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。4時時点では138.60円と2時時点(138.98円)と比べて38銭程度のドル安水準。引き続きドル売りが優勢となり、ドル円は3時半過ぎに138.47円まで下げ幅を拡大し軟調に推移。もっとも、週末を控えていることもあり、ドル売りの勢いも昨日と比較すると緩やかになりつつある。

 ユーロドルはじり高。4時時点では1.0357ドルと2時時点(1.0332ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。ドル売りの流れは欧州通貨に対しても継続され、ユーロドルは4時前に1.0359ドルまでじり高。また、ポンドドルは1.1844ドル、ドルスイスフランは0.9404フランまでドル安が進行した。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では143.54円と2時時点(143.61円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。ドル相場となっていることで、ユーロ円は方向感がなく143円台半ばでもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.47円 - 142.48円
ユーロドル:1.0163ドル - 1.0359ドル
ユーロ円:142.57円 - 145.03円

(松井)
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