今日の株式見通し-横ばいか ダウ平均は上昇もS&P500とナスダックは下落

 東京市場は横ばいか。休場明けで短縮取引となった25日の米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は152ドル高の34347ドルで取引を終了。消費関連やディフェンシブ系の銘柄には買いが入った一方、アップルなどが弱く、ハイテク関連は軟調となった。ドル円は足元139円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて10円高の28340円で取引を終えた。

 米国株がまちまちで終えたことから、上値は重く、下値は固い展開を予想する。本日付けの日本経済新聞では、「ブラックフライデー」でネット通販の販売が好調であったことを報じており、年末商戦への期待は相場を下支えする。一方、中国でコロナ感染拡大被害が再拡大していることなどは、警戒材料となる。CME225先物からはプラススタートも予想されるが、強く買われる場面があるようなら、目先の利益を確定する売りも出てくるだろう。全体としては強弱感が交錯し、模様眺めムードが強まるとみる。日経平均の予想レンジは28100円-28450円
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。