欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 29日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では138.10円と20時時点(137.97円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.64%台から3.67%台まで低下幅を縮小したことなどを支えに、一時138.28円前後まで反発した。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0375ドルと20時時点(1.0382ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.0370ドル台を中心に方向感が出なかった。
 なお11月独消費者物価指数(CPI)速報値は前月比-0.5%/前年比+10.0%と、それぞれ予想-0.2%/前年比10.4%を下回った。ただ結果を受けた相場の反応は鈍かった。
 
 ユーロ円は小幅高。22時時点では143.28円と20時時点(143.25円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の反発を受けて、143.30円台まで連れ高となる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.87円 - 139.35円
ユーロドル:1.0334ドル - 1.0394ドル
ユーロ円:143.03円 - 144.02円

(山下)
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