欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い優勢

 25日の欧州外国為替市場でドル円は買い優勢。20時時点では139.32円と17時時点(138.80円)と比べて52銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが上昇に転じたことを受けて買いが強まった。足元で進んでいた円高に対する調整も活発化すると一時139.53円の高値まで買い上げられた。米感謝祭翌日の週末とあって流動性は依然として回復しておらず、値が振れやすい点もあるようだ。

 ユーロ円も買い優勢。20時時点では145.10円と17時時点(144.48円)と比べて62銭程度のユーロ高水準だった。対ドルを中心に円安が進んだ流れに沿って一時145.15円まで上昇した。また、ポンド円は168.80円、豪ドル円は94.05円まで値を上げた。

 ユーロドルは底堅い。20時時点では1.0415ドルと17時時点(1.0409ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴って一時1.0383ドルまで下げる場面があったが、ユーロ円が上昇した影響などからすぐに1.04ドル台前半まで反発した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.38円 - 139.53円
ユーロドル:1.0383ドル - 1.0429ドル
ユーロ円:144.10円 - 145.15円

(越後)
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