欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り優勢

 24日の欧州外国為替市場でドル円は売り優勢。20時時点では138.18円と17時時点(138.97円)と比べて79銭程度のドル安水準だった。米感謝祭で市場の流動性が極端に低下するなか、円高の流れが継続。市場では「薄商いを狙って仕掛け的な売りが出た」との指摘もあるなか、20時過ぎには一時138.06円まで下値を広げた。

 ユーロ円は売り優位。20時時点では143.79円と17時時点(144.76円)と比べて97銭程度のユーロ安水準だった。薄商いで値が振れやすいなか、円が全面高となった流れに沿って一時143.66円まで下げ足を速めた。

 ユーロドルは20時時点では1.0406ドルと17時時点(1.0416ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。独長期金利が大幅に低下したことで1.0393ドルと本日安値を付けたが、同水準に位置する200日移動平均線で下げ止まった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.06円 - 139.64円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0449ドル
ユーロ円:143.66円 - 145.23円

(越後)
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