欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い継続

 21日の欧州外国為替市場でドル円は買い継続。22時時点では141.93円と20時時点(141.65円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。東京序盤からの円安・ドル高の流れが欧州中盤に入っても衰えることなく、節目の142.00円を突破し142.05円まで上げ幅を広げた。すでに安値から2円弱の大幅上昇を見せているとあって、NY勢の本格参入を前に買いの勢いはやや落ち着いたが、下押しは極めて限定的となっている。

 ユーロ円は底堅い。22時時点では145.36円と20時時点(145.06円)と比べて30銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が一段高となったため、クロス円も堅調地合いを維持し、ユーロ円は一時145.47円まで上げ幅を広げた。

 ユーロドルは22時時点では1.0240ドルと20時時点(1.0239ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心となったためユーロドル自体は方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.14円 - 142.05円
ユーロドル:1.0226ドル - 1.0333ドル
ユーロ円:144.33円 - 145.47円


(越後)
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