欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、一転上昇

 17日の欧州外国為替市場でドル円は一転上昇。20時時点では139.93円と17時時点(139.32円)と比べて61銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.67%台まで低下するにつれて売りが強まり、一時138.88円と本日安値を更新した。ただ、米金利が一転して3.74%台まで上昇するとつれる形でドル円も反発。一時139.97円まで買い上げられた。

 ユーロドルは失速。20時時点では1.0338ドルと17時時点(1.0393ドル)と比べて0.0055ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を受けて1.0406ドルまで上昇したものの、米金利が一転上昇すると1.0336ドルまで急失速するなど、米金利に振り回される展開となった。

 ユーロ円は20時時点では144.67円と17時時点(144.80円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの通貨が取引の中心となったため、ユーロ円自体は144円台後半を中心としたもみ合いとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.88円 - 139.97円
ユーロドル:1.0336ドル - 1.0406ドル
ユーロ円:144.45円 - 145.06円


(越後)
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