欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 15日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では139.24円と20時時点(139.22円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下を発端とした欧州序盤からの売りが継続し、一時138.96円まで下げる場面があった。もっとも、金利低下が一服すると139円台前半でのもみ合いとなっている。10月米卸売物価指数(PPI)などの結果を見極めたいとの見方もあるようだ。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0408ドルと20時時点(1.0428ドル)と比べて0.0020ドル程度のユーロ安水準だった。一時は1.0437ドルまで上昇したが、米金利低下一服とともにドル売りが落ち着くと上値がやや重くなった。

 ユーロ円は22時時点では144.93円と20時時点(145.17円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの伸び悩みにつれて145円を割り込んでいる。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.96円 - 140.62円
ユーロドル:1.0312ドル - 1.0437ドル
ユーロ円:144.45円 - 145.36円


(越後)
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