欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 14日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では140.14円と20時時点(140.55円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。欧州序盤からほぼ一本調子で上昇する形で一時140.80円まで上値を伸ばしたが、NY勢の本格参入を前に一巡後は140.10円台まで上げ幅を縮めている。なお、米10年債利回りは3.88%付近から3.89%台での静かな動き。

 ユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0334ドルと20時時点(1.0292ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円が伸び悩むと買い戻しが優勢となり、1.0272ドルを安値に1.0330ドル台まで反発している。

 ユーロ円は22時時点では144.82円と20時時点(144.67円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため144円台半ばから後半を中心に方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:138.46円 - 140.80円
ユーロドル:1.0272ドル - 1.0367ドル
ユーロ円:143.40円 - 144.88円


(越後)
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