欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 10日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では146.26円と20時時点(146.44円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。22時30分に発表される米10月消費者物価指数(CPI)を控えて、米10年債利回りが4.08%台までやや低下していることで、146円台前半で弱含みに推移した。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では0.9949ドルと20時時点(0.9955ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。一時0.9936ドルまで下値を広げる場面があったが、米10月CPIの発表を控えて、本日のNYカットオプション0.9950ドルが値動きを抑制する展開となっている。

 ユーロ円は弱含み。22時時点では145.51円と20時時点(145.80円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移していることで、一時145.37円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.05円 - 146.59円
ユーロドル:0.9936ドル - 1.0043ドル
ユーロ円:145.37円 - 146.75円


(山下)
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