欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

 4日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では147.80円と17時時点(147.88円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に145円台へ下振れて以降の戻りは、昨日来の高値圏148.40円台で頭打ち。NYタイムに控えるイベント米雇用統計を前に、欧州入りから調整の下押しを強めた。一時147.54円まで下落した。

 ユーロドルは小高い。20時時点では0.9791ドルと17時時点(0.9764ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ高水準だった。時間外取引の米10年債利回りの上昇が4.16%台で頭打ちとなったこともあり、米雇用統計前の調整がユーロ買い・ドル売り方向で進行。0.9796ドルまでわずかながら上値を広げた。

 ユーロ円は下げ渋り。20時時点では144.71と、17時時点(144.39円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連れ安となり、144.24円まで下値を探った。しかし、ユーロドルの戻りに連動して、本日高値圏144.70円台を一時回復した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.54円 - 148.40円
ユーロドル:0.9743ドル - 0.9796ドル
ユーロ円:144.24円 - 144.79円

(関口)
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