欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 9日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では145.77円と20時時点(145.68円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。米国の中間選挙で民主党の善戦が伝えられているなか、米10年債利回りは4.13%台で推移。ドル円も145円台後半で底堅く推移しており、22時過ぎに145.96円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0049ドルと20時時点(1.0045ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。米国債利回りの上昇で、一時1.0041ドル前後まで弱含みに推移したものの、中間選挙の最終結果待ちで下値は限定的だった。

 ユーロ円は強含み。22時時点では146.50円と20時時点(146.34円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ダウ先物が一時100ドル超下落したことで、一時146.32円まで下値を広げたものの、ドル円の上昇を受けて底堅く推移した。

 スイスフラン(CHF)は強含み。ドル/スイスフランは0.9813CHFまで、スイスフラン円は148.50円まで、ユーロ/スイスフランは0.9861CHFまでフラン高に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.18円 - 145.96円
ユーロドル:1.0034ドル - 1.0088ドル
ユーロ円:146.32円 - 146.82円

(山下)
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