欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 22日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では141.31円と20時時点(141.32円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下を背景とした売りが続き、20時30分前には一時141.09円まで下落した。ただ、節目の141円を前に下げ止まると、米金利が低下幅を縮めたこともあり141.30円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0271ドルと20時時点(1.0280ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。一時1.0291ドルまで上昇する場面があったが、その後はユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスが下落した影響から上げ幅を縮めた。

 ユーロ円は22時時点では145.15円と20時時点(145.28円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。全般ユーロクロスは弱く、ユーロ円は一時144.89円と日通し安値を付けたが、145円割れは下値が堅かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.09円 - 142.24円
ユーロドル:1.0240ドル - 1.0291ドル
ユーロ円:144.89円 - 145.71円


(越後)
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