欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 23日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では141.27円と20時時点(141.42円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。ドル売り一服に伴って一時は141.61円まで上げたものの、全般ドル売りが再開すると141.20円台まで押し戻されるなど、持ち高調整でドルが上下に振れている程度で方向感はない。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0323ドルと20時時点(1.0311ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。一時は1.0297ドルまで下落したものの、ドル売りが再開すると1.0320ドル台まで下げ渋った。

 ユーロ円は22時時点では145.83円と20時時点(145.83円)とほぼ同水準だった。ドルの調整が続く相場のため、ユーロ円自体に大きなバイアスはかかっていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.91円 - 141.61円
ユーロドル:1.0297ドル - 1.0349ドル
ユーロ円:145.40円 - 146.14円


(越後)
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