欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 23日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では141.42円と17時時点(141.17円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。対オセアニア通貨主導のドル売りが一服したことで買い戻しが強まり、一時141.61円と本日高値を付けた。一方で、一段高ともならず、一巡後は141.30円台まで伸び悩んでいる。

 ユーロドルは頭が重い。20時時点では1.0311ドルと17時時点(1.0342ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル売りが一服したことで1.0349ドルを高値に本日安値となる1.0297ドルまで下押しした。なお、仏・独・ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)速報値は概ね予想を上回る内容だったが、ユーロ相場への影響は限られた。

 ユーロ円は20時時点では145.83円と17時時点(146.00円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが失速した影響から145.60円台まで下げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.91円 - 141.61円
ユーロドル:1.0297ドル - 1.0349ドル
ユーロ円:145.40円 - 146.14円


(越後)
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