ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上昇

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇。24時時点では135.47円と22時時点(134.05円)と比べて1円42銭程度のドル高水準だった。米労働省が発表した11月米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比26.3万人増と予想の20.0万人増を上回ったほか、平均時給は前月比0.6%/前年比5.1%と予想の前月比0.3%/前年比4.6%を上回った。米10年債利回りが一時3.63%台まで急伸したことにつれて全般ドル買いが強まると、135.98円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下落。24時時点では1.0470ドルと22時時点(1.0539ドル)と比べて0.0069ドル程度のユーロ安水準だった。しばらくは1.05ドル台半ばでの推移が続いていたが、良好な米雇用統計をきっかけに全般ドル買いが強まると一時1.0429ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は強含み。24時時点では141.85円と22時時点(141.28円)と比べて57銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入り、一時142.00円付近まで値を上げたものの、ユーロドルの下落につれた売りも出たため一本調子で上昇する展開にはならなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.63円 - 135.98円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0545ドル
ユーロ円:140.77円 - 142.48円


(中村)
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