欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、上昇

 7日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.0536ドルと20時時点(1.0499ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。ロンドン序盤に発表された7-9月期ユーロ圏GDP確定値が上方修正され、欧州中央銀行(ECB)調査の10月の消費者インフレ期待が上昇し、ドイツ10年国債利回りが1.82%台へ上昇していることなどで、一時1.0539ドルまで上値を伸ばした。
 ポンドドルも1.2198ドルまで上値を伸ばした。

 ドル円は弱含み。22時時点では137.17円と20時時点(137.43円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。欧州通貨の対ドルでの上昇を受けて、137.15円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロ円は22時時点では144.53円と20時時点(144.29円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇に連れ高となり、一時144.58円まで上値を伸ばした。
 ポンド円も167.43円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.79円 - 137.86円
ユーロドル:1.0443ドル - 1.0539ドル
ユーロ円:143.17円 - 144.58円

(山下)
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