欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、さえない

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルはさえない。20時時点では1.0535ドルと17時時点(1.0553ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下が一服したことを受け、欧州勢の参入後に進んだドル売りの流れも落ち着いた。対ユーロではドルの買い戻しが進み、一時1.0528ドルまで本日安値を更新した。なお、12月独ZEW景況感指数は前月から改善を示したほか、市場予想よりも強い結果となったが、相場への影響は限定的だった。

 ドル円は買い戻し。20時時点では137.61円と17時時点(137.40円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだことに伴い、137.80円台まで下値を切り上げた。11月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、依然として方向感の乏しい上下が続いている。

 ユーロ円は20時時点では144.98円と17時時点(145.00円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれて上値を切り下げる展開となり、144.80円台まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.32円 - 137.97円
ユーロドル:1.0528ドル - 1.0561ドル
ユーロ円:144.82円 - 145.35円

(岩間)
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