ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、軟調

 16日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は軟調。2時時点では144.87円と24時時点(145.56円)と比べて69銭程度のユーロ安水準だった。軟調なまま引けた欧州株や再び売りが強まった米株を眺めながらユーロ売り円買いが強まり、144.75円まで下値を広げた。ここからは同水準に位置する日足一目均衡表・雲の上限が意識されそうだ。
 また、豪ドル円が5日以来の安値となる91.22円まで売られ、NY序盤に100円前半で推移していたカナダドル円は99.66円まで弱含んでいる。

 ドル円は上値が重い。2時時点では136.55円と24時時点(136.76円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。さえない12月米製造業・サービス部門PMI速報値を受けた売りの流れが継続。3.48%台まで本日の上昇幅を縮めた米10年債利回りの動きも重しとなり、136.40円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0609ドルと24時時点(1.0643ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円に引きずられる形で1.0598ドルまでユーロ安に傾いた。もっとも、昨日の安値1.0593ドルには届かず、1.0610ドル台まで下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:136.40円 - 137.89円
ユーロドル:1.0598ドル - 1.0663ドル
ユーロ円:144.75円 - 146.60円


(小針)
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