今日の株式見通し-軟調か 米国株は金融引き締め長期化を懸念した売りが続く

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は281ドル安の32920ドルで取引を終えた。金融引き締め長期化を懸念して大きく売られる展開。ウィリアムズニューヨーク連銀総裁からタカ派発言が出てきたことも嫌気され、500ドル超下げる場面もあった。ドル円は足元136円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて190円安の27280円、ドル建てが170円安の27300円で取引を終えた。

 FOMCの結果発表以降、米国株の下げが続いており、日本株も警戒売りに押されると予想する。16日は欧州株も下げており、世界的に株安傾向が強まっている。米3指数は引けにかけてはやや値を戻しており、大きく下げたところでは押し目買いは入ると考える。ただ、年末にかけては市場参加者の減少も予想されること、国内では本日から日銀会合が開催され、様子見姿勢も強まりやすいことなどから、戻りは恐る恐るとなるだろう。日経平均の予想レンジは27200円-27400円
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