NYマーケットダイジェスト・23日 株高・円安
(23日終値)
ドル・円相場:1ドル=132.91円(前営業日比△0.56円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=141.05円(△0.83円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0617ドル(△0.0021ドル)
ダウ工業株30種平均:33203.93ドル(△176.44ドル)
ナスダック総合株価指数:10497.86(△21.74)
10年物米国債利回り:3.74%(△0.06%)
WTI原油先物2月限:1バレル=79.56ドル(△2.07ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1804.20ドル(△8.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米個人消費支出(PCE、前月比) 0.1% 0.9%・改
PCEデフレーター(前年比) 5.5% 6.1%・改
PCEコアデフレーター(前月比) 0.2% 0.3%・改
PCEコアデフレーター(前年比) 4.7% 5.0%
11月米耐久財受注額
前月比 ▲2.1% 0.7%・改
輸送用機器を除く前月比 0.2% 0.1%・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
59.7 59.1
11月米新築住宅販売件数
前月比 5.8% 8.2%・改
件数 64.0万件 60.5万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米10年債利回りが3.74%台まで上昇したことで買いが強まり、24時前には一時133.14円と本日高値を付けた。一方、米ミシガン大学が発表した1年期待インフレ率が2021年6月以来の低水準となったことで買いは一服し132.70円台まで伸び悩んだ。週末とあってその後は目立った動意がみられないまま、132円台後半で取引を終了した。
・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。1.06ドル台前半を中心に狭いレンジでの推移となった。NY序盤には1.0633ドルまで上昇したものの、米長期金利が上昇するなかで上値は限られた。
・ユーロ円は反発。総じてドル円につれた展開となり、一時141.21円まで反発した。
南アフリカランドは堅調。対ドルで16.9604ランド、対円で7.83円までランド高が進んだ。プラチナ価格が5%近くの大幅高となったことで、世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが集中した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。原油先物価格の上昇を背景に関連株が買われたことが指数を押し上げた。一方、米長期金利の上昇が上値を抑えるなど、一段と上昇する展開にもならなかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。11月米PCEコアデフレーターが依然として強い結果となったことを受けて米連邦準備理事会による金融引き締めが長期化するとの見方が債券売りにつながった。米ミシガン大学が発表した1年期待インフレ率が2021年6月以来の低水準となったことで下げ渋る場面があったが、戻りは鈍かった。なお、本日はクリスマス休暇を前に短縮取引だった。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。クリスマス休場を控え米金利上昇によるドル高にも反応が鈍く、方向感のない動きが続いた。昨日の下落幅が大きかったこともあり、やや買いが優勢となった。
・原油先物相場は大幅に反発。ロシアのノバク副首相がロシア産の原油・石油製品への西側諸国の価格上限措置に対応するため、2023年初めに石油生産を5-7%削減する可能性があると述べたことがきっかけで大幅に反発した。もっとも、中国でのコロナウイルス感染が急拡大していることで新たな規制が噂されていることや、米国の大寒波で航空便が相次いでキャンセルされていることが重しになっている。
・金先物相場は反発。クリスマス休場を控え米金利上昇によるドル高にも反応が鈍く、方向感のない動きが続いた。昨日の下落幅が大きかったこともあり、やや買いが優勢となった。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=132.91円(前営業日比△0.56円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=141.05円(△0.83円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0617ドル(△0.0021ドル)
ダウ工業株30種平均:33203.93ドル(△176.44ドル)
ナスダック総合株価指数:10497.86(△21.74)
10年物米国債利回り:3.74%(△0.06%)
WTI原油先物2月限:1バレル=79.56ドル(△2.07ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=1804.20ドル(△8.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米個人消費支出(PCE、前月比) 0.1% 0.9%・改
PCEデフレーター(前年比) 5.5% 6.1%・改
PCEコアデフレーター(前月比) 0.2% 0.3%・改
PCEコアデフレーター(前年比) 4.7% 5.0%
11月米耐久財受注額
前月比 ▲2.1% 0.7%・改
輸送用機器を除く前月比 0.2% 0.1%・改
12月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
59.7 59.1
11月米新築住宅販売件数
前月比 5.8% 8.2%・改
件数 64.0万件 60.5万件・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。米10年債利回りが3.74%台まで上昇したことで買いが強まり、24時前には一時133.14円と本日高値を付けた。一方、米ミシガン大学が発表した1年期待インフレ率が2021年6月以来の低水準となったことで買いは一服し132.70円台まで伸び悩んだ。週末とあってその後は目立った動意がみられないまま、132円台後半で取引を終了した。
・ユーロドルは3営業日ぶりに反発。1.06ドル台前半を中心に狭いレンジでの推移となった。NY序盤には1.0633ドルまで上昇したものの、米長期金利が上昇するなかで上値は限られた。
・ユーロ円は反発。総じてドル円につれた展開となり、一時141.21円まで反発した。
南アフリカランドは堅調。対ドルで16.9604ランド、対円で7.83円までランド高が進んだ。プラチナ価格が5%近くの大幅高となったことで、世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに買いが集中した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は反発。原油先物価格の上昇を背景に関連株が買われたことが指数を押し上げた。一方、米長期金利の上昇が上値を抑えるなど、一段と上昇する展開にもならなかった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指も反発した。11月米PCEコアデフレーターが依然として強い結果となったことを受けて米連邦準備理事会による金融引き締めが長期化するとの見方が債券売りにつながった。米ミシガン大学が発表した1年期待インフレ率が2021年6月以来の低水準となったことで下げ渋る場面があったが、戻りは鈍かった。なお、本日はクリスマス休暇を前に短縮取引だった。
・米国債券相場で長期ゾーンは続落。クリスマス休場を控え米金利上昇によるドル高にも反応が鈍く、方向感のない動きが続いた。昨日の下落幅が大きかったこともあり、やや買いが優勢となった。
・原油先物相場は大幅に反発。ロシアのノバク副首相がロシア産の原油・石油製品への西側諸国の価格上限措置に対応するため、2023年初めに石油生産を5-7%削減する可能性があると述べたことがきっかけで大幅に反発した。もっとも、中国でのコロナウイルス感染が急拡大していることで新たな規制が噂されていることや、米国の大寒波で航空便が相次いでキャンセルされていることが重しになっている。
・金先物相場は反発。クリスマス休場を控え米金利上昇によるドル高にも反応が鈍く、方向感のない動きが続いた。昨日の下落幅が大きかったこともあり、やや買いが優勢となった。
(越後)