ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上値重い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。4時時点では132.31円と2時時点(132.58円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。3時過ぎに132.29円付近まで下押しした後すぐに132.69円付近まで反発したが、再び132.30円台まで戻り売りに押されるなど、狭い値幅ながらも荒い展開となった。特段材料は伝わっていないが、NY午後とあって市場の流動性が低下するなか、値が振れやすかったとの声が聞かれる。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0753ドルと2時時点(1.0739ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。1.07ドル台半ばで方向感を欠いた。

 ユーロ円は4時時点では142.28円と2時時点(142.38円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した影響からNY午後にかけては上値の重い展開が続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:132.07円 - 132.87円
ユーロドル:1.0726ドル - 1.0776ドル
ユーロ円:141.83円 - 142.86円


(越後)
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