米国債市場概況・12日 10年物国債利回り、3.44%に低下
12日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅続伸。表面利率4.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.10%低い(価格は高い)3.44%で終えた。12月米消費者物価指数(CPI)が市場予想通り前月から鈍化したことが伝わると、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見通しが強まった。米金融引き締めが長期化するとの懸念も和らぎ、債券買いを誘った。利回りは一時3.4199%前後と約1カ月ぶりの低水準を付けた。
(中村)
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