東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 16日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では127.60円と12時時点(127.36円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。明日からの日銀金融政策決定会合を控えて、10年債のオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)金利や新発10年物国債利回りが先週の水準を上回ることなく推移していることで、一時127.78円前後まで買い戻された。なお、本日の安値127.23円は、102.59円から151.95円(2021年1月安値-2022年10月高値)までの上昇幅の半値押し127.27円に対応している。

 ユーロ円は強含み。15時時点では138.58円と12時時点(138.40円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が買い戻されたことで、一時138.71円前後まで連れ高に推移した。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0860ドルと12時時点(1.0867ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇を受けて、1.0860ドル台から1.0851ドル前後まで弱含みに推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.23円 - 128.20円
ユーロドル:1.0820ドル - 1.0874ドル
ユーロ円:138.23円 - 138.93円

(山下)
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