ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では127.86円と24時時点(127.73円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。日銀の金融政策修正に対する思惑が根強いなか、円高の流れが継続。一時127.46円と昨年5月以来の安値まで売り込まれた。もっとも、一時は低下に転じていた米10年債利回りが再び上昇したこともあり、一巡後はショートカバーが入り128円手前まで持ち直した。

 ユーロドルは戻りが鈍い。2時時点では1.0810ドルと24時時点(1.0813ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ミシガン大学が発表した1年先のインフレ期待値が2021年4月以来の低水準となったことを支えに1.0839ドル付近まで持ち直したが、米長期金利が上昇したことが上値を抑えた。

 ユーロ円は2時時点では138.21円と24時時点(138.13円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。安値圏での戻りの鈍い動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:127.46円 - 129.43円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:138.01円 - 140.40円


(越後)
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