ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、軟調

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。4時時点では129.17円と2時時点(129.75円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.42%台まで低下幅を拡大するとドル売りが優勢に。引き続き日銀による政策修正への思惑から円の底堅さが維持された影響も受けて一時128.87円と昨年6月以来の安値を付けた。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0855ドルと2時時点(1.0822ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下でドルが一段安となり、一時1.0867ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は戻りが鈍い。4時時点では140.22円と2時時点(140.42円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇よりも対ドルを中心に円高が進んだ影響を大きく受けて一時140.02円まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:128.87円 - 132.52円
ユーロドル:1.0731ドル - 1.0867ドル
ユーロ円:140.02円 - 142.55円


(越後)
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