ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、戻り鈍い

 12日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では129.75円と24時時点(130.60円)と比べて85銭程度のドル安水準だった。一時は130.78円付近まで持ち直したものの、米10年債利回りが再び低下すると戻り売りに押された。日銀の金融政策修正への警戒感が高まるなか、全般円高が進んだ影響も受けて129.60円付近まで下押しした。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.0822ドルと24時時点(1.0767ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が再び低下すると買いが再開し1.0826ドル付近まで水準を切り上げている。

 ユーロ円は2時時点では140.42円と24時時点(140.62円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。日銀の政策引き締め観測から円高が根強く140円台半ばで戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:129.50円 - 132.52円
ユーロドル:1.0731ドル - 1.0838ドル
ユーロ円:140.08円 - 142.55円


(越後)
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