ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ幅拡大

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ幅を拡大。24時時点では127.73円と22時時点(128.53円)と比べて80銭程度のドル安水準だった。日銀が17-18日に開く金融政策決定会合で、政策を修正するとの思惑が高まる中、全般円買いが優勢となった。米国株相場の下落を背景にリスク・オフの円買いも入り、一時127.58円と昨年5月以来約8カ月ぶりの安値を更新した。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0813ドルと22時時点(1.0812ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米国株相場が下落して始まるとリスク・オフのドル買いが先行し一時1.0781ドルと日通し安値を付けた。ただ、米10年債利回りが低下に転じるとユーロ買い・ドル売りが優勢となり、下げ幅を縮めた。

 ユーロ円は軟調。24時時点では138.13円と22時時点(138.97円)と比べて84銭程度のユーロ安水準。米株安や日銀の金融政策修正への思惑を背景に円が全面高の展開となった。24時前には一時138.07円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.58円 - 129.43円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:138.07円 - 140.40円


(中村)
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