東京外国為替市場概況・10時 ドル円、伸び悩み

 16日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。10時時点では127.87円とニューヨーク市場の終値(127.87円)とほぼ同水準だった。約7カ月ぶりの円高水準で週明けの東京市場を迎えたとあって、市場では「国内輸入企業からの買いが観測された」と指摘もあり、一時128.20円まで値を上げた。もっとも、仲値にかけては128円割れ水準まで押し戻されるなど、買いの勢いも長続きはしなかった。

 ユーロ円も伸び悩み。10時時点では138.63円とニューヨーク市場の終値(138.51円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれたほか、前週末にかけて大きく売りが進んだ反動もあり、一時138.93円まで買いが入った。ただ、仲値直前になるとドル円と同様に買いも一服した。

 ユーロドルは10時時点では1.0841ドルとニューヨーク市場の終値(1.0830ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。8時過ぎに1.0820ドルまで売りに押されたが、その後は1.0844ドルまで反発。前週末終値を挟んで上下した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:127.68円 - 128.20円
ユーロドル:1.0820ドル - 1.0844ドル
ユーロ円:138.29円 - 138.93円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。