欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り一服

 13日の欧州外国為替市場でドル円は売りが一服。20時時点では128.36円と17時時点(128.37円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。アジア時間からの円買いの流れが継続し、一時128.11円まで本日安値を更新した。その後は時間外の米10年債利回りが3.41%台から3.46%台まで上昇した影響もあって下げ渋ったが、積極的に買い戻しを進める展開にはならなかった。

 ユーロドルは上値が重い。20時時点では1.0845ドルと17時時点(1.0849ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。18時前に1.0864ドル付近まで上昇したが、アジア時間につけた高値1.0868ドルには届かず、その後は伸び悩む動きに。独長期金利が低下するなか、欧米金利差拡大を意識した売りも出た。

 ユーロ円は20時時点では139.21円と17時時点(139.27円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に売り一服となったが、ユーロドルが伸び悩んだ影響も同時に受けたため、戻りは限られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.11円 - 129.43円
ユーロドル:1.0832ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:139.03円 - 140.40円

(岩間)
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