欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、一進一退

 10日の欧州外国為替市場でドル円は一進一退。20時時点では131.97円と17時時点(132.22円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。17時前に132.29円まで上昇した後、いったんは131.70円付近まで失速したものの、その後は再び132.00円前後まで切り返すなど方向感の乏しい動きとなった。

 ユーロドルは買いが一服。20時時点では1.0736ドルと17時時点(1.0731ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。18時30分過ぎに1.0752ドルまで上値を伸ばしたが、昨日高値の1.0761ドル手前で買いも一服。NY時間にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言などが控えていることもあり、積極的に上値を試す展開にはなっていない。

 ユーロ円は20時時点では141.69円と17時時点(141.90円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。一時141.93円まで本日高値を更新したが、その後はドル円の下げにつれて上値が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.39円 - 132.29円
ユーロドル:1.0721ドル - 1.0752ドル
ユーロ円:141.10円 - 141.93円

(岩間)
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