欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅さ維持

 6日の欧州外国為替市場でドル円は底堅さを維持。20時時点では134.35円と17時時点(134.22円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。注目の米雇用統計の発表を前に、時間外取引の米10年債利回りが3.73%台まで上昇するなど米金利の動向をにらんで上値を伸ばした。目先のレジスタンスとして意識されていた昨年12月28日高値134.50円を上抜け、同12月20日以来の水準134.59円まで上昇した。

 ユーロ円も底堅い。20時時点では141.19円と、17時時点(141.11円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様にユーロ円も円売り優位で、昨日高値141.36を上回り141.45円まで上昇。昨年末12月30日以来の高値をつけた。ポンド円も160.02円と、一時160円台を回復した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0507ドルと17時時点(1.0512ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが強含むなか上値が抑えられ、底堅いユーロ円の動きへ追随できず。1.0497ドルと昨年12月8日以来、約4週間ぶりの1.05ドル割れとなる場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:133.28円 - 134.59円
ユーロドル:1.0497ドル - 1.0537ドル
ユーロ円:140.23円 - 141.45円

(関口)
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