欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、底堅い

 5日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では132.48円と17時時点(132.48円)と比べて横ばいだった。対欧州通貨などでドルが強含んだほか、時間外取引の米10年債利回りが3.72%付近へ持ち直した。伸び悩んでいたドル円は、目先の重しとなっていた昨日高値132.72円を上抜け。上昇に弾みがつき一時132.90円と、昨年末12月30日以来の133円台回復に迫った。

 ユーロ円も上値を広げた。20時時点では140.68円と、17時時点(140.51円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上伸場面でクロス円も円安推移。ユーロ円は一時141.09円まで上昇した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0618ドルと17時時点(1.0605ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。ドル強含みが重しになる場面もあったが、いったん持ち直した米長期金利が3.69%台へ再び低下したこともあり下げ渋った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.69円 - 132.90円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0631ドル
ユーロ円:139.97円 - 141.09円

(関口)
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