欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い優勢

 9日の欧州外国為替市場でドル円は買い優勢。20時時点では132.61円と17時時点(132.22円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。18時前に下押しするも131.99円付近で下値の堅さを確認。その後はクロス円と共に上値を試す展開となり、132.66円まで日通し高値を更新した。
 なお、前週末に16ベーシスポイント(bp)低下して終えた米10年債利回りは、時間外で4bpほど上昇して3.60%前後で推移している。

 ユーロ円は堅調。20時時点では141.48円と17時時点(141.13円)と比べて35銭程度のユーロ高水準だった。底堅い時間外の米株先物や独株を眺めながらユーロ買い円売りが進んだ。前週末高値141.45円を超えると、141.57円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0669ドルと17時時点(1.0673ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。18時前に買いが再び強まると1.0700ドルまで上昇。ただ節目で買いの勢いは止み、その後は上値を切り下げたポンドドルや豪ドル/ドルなどと共に一時1.0661ドル付近まで水準を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.31円 - 132.66円
ユーロドル:1.0634ドル - 1.0700ドル
ユーロ円:140.17円 - 141.57円


(小針)
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