欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では130.67円と20時時点(131.00円)と比べて33銭程度のドル安水準だった。本日発表される米12月消費者物価指数(CPI)の前月比がマイナスに落ち込むのではないかとの警戒感がある中、米10年債利回りが3.50%台まで低下したことで、一時130.61円まで下値を広げた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0763ドルと20時時点(1.0762ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。
 欧州中央銀行(ECB)が公表した月次調査(11月分)では、消費者による今後1年間の期待インフレ率が前月から低下していることが判明した。
 ポンドドルは、1.2190ドルの高値から1.2128ドルまで反落した。
 
 ユーロ円は22時時点では140.65円と20時時点(140.99円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことで、一時140.56円まで下値を広げた。
 円は全面高の展開となり、豪ドル円は90.16円、ポンド円は158.54円、NZドル円は82.87円、加ドル円は97.34円、スイスフラン円は139.97円まで円高に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.61円 - 132.52円
ユーロドル:1.0743ドル - 1.0775ドル
ユーロ円:140.56円 - 142.55円


(山下)
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