23日の主な要人発言(時間は日本時間)

23日08:55 12月19-20日分の金融政策決定会合議事要旨
「現行の金融緩和を継続することにより、賃金の上昇を伴うかたちで物価安定の目標を持続的・安定的に達成することが重要であるとの見解で一致」
「ある委員は、現時点では、金融緩和の継続が適当であるが、いずれかのタイミングで検証を行い、効果と副作用のバランスを判断していくことが必要であると述べた」
「ある委員は、幅広い年限での積極的な国債買入れを通じて、現状の緩和スタンスを維持することが適当であると述べた」
「一人の委員は目標値の修正は、目標を曖昧にし、金融政策の対応を不十分なものにする惧れがあるため、適当でないとの見解を示した」
「政府からの出席者から、会議の一時中断の申し出があった。議長はこれを承諾した(10 時51分中断、11時28分再開) 」
「一人の委員は、消費者物価指数上昇率で表現した数字をどこまで厳密なものとして扱うべきか、議論の余地があるのではないかと述べた」

23日11:25 鈴木財務相
「12月の日銀金融政策決定会合の時に、副大臣からこういう意見があると、発表前に連絡があったのは事実」

23日19:07 ナーゲル独連銀総裁
「ECBは景気後退なしにインフレ率を目標値に戻すことができる」

23日20:37 カジミール・スロバキア中銀総裁
「インフレ緩和は良いニュース」
「しかし、金利引き上げペース鈍化の理由にはならない」
「さらに2回の50bp利上げが必要」
「コアインフレのトレンドが最も重要」
「ユーロ圏の景気は1-2カ月前よりしっかりしてきた」
「金利がどれぐらい高くなり、どのぐらいその水準を維持するかは不確定」

23日22:40 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
「0.50%の利上げガイダンスは引き続き合理的」

24日03:15 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「欧州のインフレは高すぎる」
「インフレを抑制し、目標を達成する必要がある」
「金利は依然として大幅に引き上げる必要がある」

※時間は日本時間


(中村)
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