NY為替見通し=米PMIの強弱を注視

 NYタイムは、1月米製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値を受けた米金利やドル相場の振れを注視することになる。景況の回復力が米金融政策の行方に与える影響に市場は神経質になっている。

 ドル円は時間外取引の米10年債利回りが3.48%台へ低下したことから、129.73円まで下落が先行した。しかし、欧州入り以降は英・欧債券利回りも低下してポンドやユーロが欧州通貨安・ドル高となりドルは対円でも強含み、ドル円は130.30円台へ持ち直した。

 また、欧州各国の1月PMI速報値は予想比で強弱まちまちだったが、独製造業PMIが予想に反して12月を下回った。英PMIも、製造業PMIは予想を上回ったものの、サービス部門PMIが予想や前月を大きく下回ったことが足を強く引っ張り総合指数が47.8と、市場予想の49.1に反し、12月の49.0から大幅に悪化。主要なPMIの悪化が目につき、欧州通貨の上値を重くする一因となった可能性がある。

 米PMIは通常、必ずしも強弱が為替に直接インパクトを与えるとは限らないが、景況が米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に与える影響に敏感になっている状況。株価への影響なども通じた市場への作用を見定めたい。米2年債入札が米金利動向に与える影響にも注意したい。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、18日高値131.58円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、23日安値129.04円。

(関口)
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