東京マーケットダイジェスト・3日 ユーロ売り・株小幅高

(3日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=128.60円(前営業日NY終値比▲0.08円)
ユーロ円:1ユーロ=140.10円(▲0.32円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0893ドル(▲0.0017ドル)
日経平均株価:27509.46円(前営業日比△107.41円)
東証株価指数(TOPIX):1970.26(△5.09)
債券先物3月物:147.13円(△0.34円)
新発10年物国債利回り:0.480%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。朝方は本邦実需勢から買いが観測されたことで128.83円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りが低下すると失速。正午過ぎには一時128.45円まで下押しした。一方、米金利低下が一服すると128.60円台まで下げ渋るなど総じて方向感がなかった。

・ユーロドルはさえない。昨日の欧州中央銀行(ECB)理事会で利上げ打ち止め感が台頭したことでユーロ売りが進んだ影響が東京市場でも残った。一時1.0887ドルまで下げ、その後の戻りも限られた。

・ユーロ円は弱含み。欧州利上げ期待後退からユーロが売られたため、ユーロ円は一時139.94円まで下げるなど全般さえない動きとなった。

・日経平均株価は3日続伸。欧米の金融引き締め打ち止め感が台頭する中で昨日の米ハイテク株が続伸した影響を受けて、この日も半導体関連株の上昇が相場をけん引した。指数は一時210円超上昇する場面も見られたが、今晩に米雇用統計を控えているとあって一段高ともならなかった。

・債券先物相場は3日続伸。昨日の欧米債券相場が上昇した流れを引き継いだほか、日銀の国債買い入れオペなども材料視され、一時147.27円まで上昇した。


(越後)
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