ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下落

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。2時時点では131.37円と24時時点(131.98円)と比べ61銭程度のドル安水準だった。1カ月ぶりの高水準3.664%台へ上昇した米10年債利回りがいったん頭打ちとなり、一時3.62%付近まで低下。ドル円はクロス円の円高推移の影響も相まって、昨日安値131.52円を割り込んで131.13円まで本日安値を更新した。

 ユーロ円は円高推移。2時時点では140.62円と24時時点(140.98円)と比べ36銭程度のユーロ安水準だった。米株の戻りが鈍く、リスク回避傾向。円買いを強め、ユーロ円は一時140.29円、ポンド円も157.54円、豪ドル円は90.73円、NZドル円は82.62円、カナダドル円は97.53円と、クロス円はドル円の下落と相まって軒並み下値を広げた。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0704ドルと24時時点(1.0682ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の頭打ちが支援となった。1.0669を下値に、1.07ドル台までユーロ買い戻し・ドル売りが進んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.13円 - 132.71円
ユーロドル:1.0669ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:140.29円 - 142.34円

(関口)
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