ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、しっかり

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では132.58円と22時時点(132.09円)と比べて49銭程度のドル高水準だった。前週末の1月米雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの期待が後退する中、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となった。アジア時間早朝に付けた132.56円を上抜けて一時132.69円まで値を上げた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時103.51付近まで値を上げた。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0744ドルと22時時点(1.0773ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て、一時1.0739ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円はじり高。24時時点では142.45円と22時時点(142.31円)と比べて14銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入り一時142.67円付近まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:131.52円 - 132.69円
ユーロドル:1.0739ドル - 1.0805ドル
ユーロ円:141.99円 - 142.99円


(中村)
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