ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では134.14円と22時時点(133.67円)と比べて47銭程度のドル高水準だった。1月米小売売上高が前月比3.0%増と予想の1.8%増を上回ったほか、自動車を除く数値も前月比2.3%増と予想の0.8%増より強い内容だったことが伝わると円売り・ドル買いが先行。2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲5.8と予想の▲18.0を上回ったことも相場の支援材料となり、一時134.18円と1月6日以来の高値を更新した。2月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数が42と予想の37を上回ったこともドル買いを誘った。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0669ドルと22時時点(1.0697ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。予想を上回る米小売指標を受けてユーロ売り・ドル買いが進行すると一時1.0666ドルと本日安値を更新した。

 ユーロ円は小高い。24時時点では143.11円と22時時点(143.01円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入り一時143.29円と日通し高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りが相場の上値を抑えた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:132.55円 - 134.18円
ユーロドル:1.0666ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:142.35円 - 143.29円


(中村)
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