東京マーケットダイジェスト・17日 円安・株安

(17日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=134.74円(前営業日NY終値比△0.80円)
ユーロ円:1ユーロ=143.34円(△0.57円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0638ドル(▲0.0036ドル)
日経平均株価:27513.13円(前営業日比▲183.31円)
東証株価指数(TOPIX):1991.93(▲9.16)
債券先物3月物:146.61円(▲0.10円)
新発10年物国債利回り:0.500%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。朝方から断続的に本邦実需勢からの買いが観測されたほか、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けて上値を試す展開となった。市場では「オプション絡みの買いも持ち込まれた」との声が聞かれるなか、昨日高値の134.46円や1月6日高値の134.77円を上抜けて134.81円と昨年12月20日以来の高値を付けた。

・ユーロ円は堅調。序盤からドル円の上昇につれる形でクロス円も買われた。午後には一時143.48円まで上昇した。一巡後はユーロドルが下落した影響もあってやや伸び悩んだ。

・ユーロドルは弱含み。ドル円や米長期金利の上昇を受けてドル高が進んだ流れに沿った。昨日安値の1.0655ドルを下抜けて1.0633ドルと1月6日以来の安値を付けた。

・日経平均株価は続落。昨日の米国株が大幅安となった影響から日本株も売りが優勢となり、一時230円近く値を下げた。外国為替市場での円安・ドル高を受けて輸出関連銘柄に買いが入り下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券安を受けて売りが先行したほか、時間外でも米国債が売られたため一時146.56円まで値を下げた。

(越後)
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