ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、伸び悩み

 1日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0671ドルと22時時点(1.0686ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。2月独消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回ったことが分かると一時1.0691ドルと日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。一時3.91%台まで低下した米10年債利回りが3.96%台まで上昇したことなどが相場の重しとなった。

 ドル円は下値が堅い。24時時点では135.94円と22時時点(135.40円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。21時過ぎに一時135.26円と本日安値を付けたものの、米長期金利が上昇に転じると買い戻しが優勢に。24時過ぎには136.22円付近まで持ち直した。

 ユーロ円は堅調。24時時点では145.07円と22時時点(144.69円)と比べて38銭程度のユーロ高水準。独CPIの上振れをきっかけに買いが先行したあとは、ドル円の持ち直しに伴う円売り・ユーロ買いが出て一時145.24円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:135.26円 - 136.47円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0691ドル
ユーロ円:143.98円 - 145.24円


(中村)
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