ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では136.05円と2時時点(136.41円)と比べて36銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが3.90%付近まで急低下したほか、米2年債利回りも15bp以上の大幅低下を見せるなか、136.05円付近まで水準を切り下げた。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0589ドルと2時時点(1.0575ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ高水準だった。米中長期金利の低下を支えに買いが強まり、一時1.0590ドルと本日高値を付けた。

 ユーロ円は4時時点では144.07円と2時時点(144.26円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇よりもドル円が下落した影響を大きく受けるなど、上値が重かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:135.95円 - 137.38円
ユーロドル:1.0538ドル - 1.0590ドル
ユーロ円:143.63円 - 144.89円


(越後)
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