東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。17時時点では130.90円と15時時点(130.78円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。実需の買いで131円手前まで上昇したが、欧州通貨に対してのドル売りに連れて130.50円台まで下押しする場面もあった。しかしながら、時間外の米債利回りが低下幅を縮めたことで、ドル円の売りも一服となり17時前には131.05円近辺まで買い戻しが入った。

 ユーロドルは上昇一服。17時時点では1.0906ドルと15時時点(1.0904ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後もドル売りの流れが継続し、1.0930ドルまでドル安・ユーロ買いが進んだ。しかし、米金利の低下幅が縮まると上昇も一服となっている。なお、ポンドドルは1.2344ドル、豪ドル/ドルは0.6755ドルまで一時上値を広げた。

 ユーロ円は小高い。17時時点では142.77円と15時時点(142.61円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に実需の買いが散見されると142.97円まで上値を伸ばす場面があった。その後も142円後半で小高く推移している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.42円 - 131.49円
ユーロドル:1.0856ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:142.19円 - 142.97円

(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。