東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値重い

 24日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。10時時点では130.53円とニューヨーク市場の終値(130.85円)と比べて32銭程度のドル安水準だった。9時過ぎに130.94円まで上昇したものの、米利上げ休止観測が高まっているほか、昨日終値ベースで日足・一目均衡表雲を下抜けたことでテクニカル的にも売られやすい地合いのなか、一巡後は戻り売りが優勢に。上昇して始まった時間外の米2年債利回りが一転低下し、10年債利回りも3.39%台まで低下したことも売りを促し、一時130.45円まで下押しした。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では141.39円とニューヨーク市場の終値(141.73円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形でその他クロス円も軟調に推移した。ユーロ円は141.34円まで下げたほか、豪ドル円は87.16円、NZドル円は81.46円まで下落している。

 ユーロドルは10時時点では1.0832ドルとニューヨーク市場の終値(1.0831ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円絡みの取引が中心となったため小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:130.45円 - 130.94円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:141.34円 - 141.85円


(越後)
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